京都の祇園祭りで有名な八坂神社は全国に約2300について社鎮座する総本山です。
八坂神社では、年越しの風物詩として大晦日の夜から元旦の早朝にかけて無病息災を祈願する「をけら詣り」という神事が毎年行われています。
をけら詣りの開催日時や内容、交通規制について詳細をご紹介します。
京都|八坂神社2024の基本情報
〇ご祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)
〇本殿の御祭神
- 素戔嗚尊と櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の夫婦神
- 八柱御子神(やはしらのみこがみ「素戔嗚尊の子どもたち」)等が祀られている。
本殿下には大きな池(龍穴)があり、京都の東西南北の方向を司る四神のうち、東を守る青龍が棲むといわれています。 2024年は辰年です。辰にゆかりのある八坂神社は有名なパワースポットなのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
〇本殿のまわりには摂社と末社がある。
- 摂社:疫神社、悪王子社の2社
- 末社:大国主社や美御前社、北向蛭子社、太田社など16社がある
末社である美御前社は美容にご利益があり祇園の芸姑さんや舞妓さんがよく参拝に訪れるそうです。美御前には美容水という御神水が湧き出ており、2、3滴肌につけると美しくなると言い伝えられているので女性には必見です
〇ご利益
本殿ご利益だけでも厄除けや家内安全、商売繁盛、縁結び、学業成就、安産のご利益。
摂社・末社を合わせると疫病退散や美容祈願、芸能、五穀豊穣、開運などさらにご利益が多岐にわたります。
八坂神社年末年始の参拝時間と授与受付時間
参拝時間 | 24時間参拝可能 |
授与受付時間 | 12月31日 9時~1月1日2時 1月2日 8時~19時 1月3日 8時~19時 |
八坂神社「をけら詣り」2024の開催日時と内容の詳細
大晦日の夜に一年の締めくくりの「除夜祭」が行われたのち、元旦の早朝まで夜通しで御神火を焚き、一年間の無病息災を祈願する神事「をけら詣り」が行われる。
八坂神社をけら詣り2024の開催日時と場所
開催日時
12月31日 19時~ 「除夜祭」
12月31日 19時30分頃~
翌日1月1日 早朝5時頃まで「をけら詣り」
開催場所 八坂神社 本殿前
八坂神社をけら詣り2024の開催内容
除夜祭が行われたのち、神職により境内の灯篭に御神火が点火。
「をけら(薬草)」と一年間の無病息災を祈願した「をけら木」が一緒に夜通し炊き上げられます
もやされている「をけら」(薬草)は独特の匂いがしますが、この匂いは魔除けや病気、災いから守ってくれると言い伝えられています。
参拝者は日中、授与所にて「をけら木」を授かり、願い事を書いて燃やしてもらうことも可能。
をけら灯篭の火を吉兆縄にうつし、火が消えないようクルクルと回しながら持ち帰ります。 その火種でお雑煮をつくったり神棚の灯明にし、火を消して残った吉兆縄は台所に火伏(火災を防ぐ)のお守りとして祀ると良いと伝えられています。
吉兆縄はどこで手に入れられるのか?
〇吉兆縄(700円ほど)を売っている方が境内に何人かいます。 〇授与所ではすでにをけら火を移し、火伏のお守りとして授与されている掛け火縄が1000円で、授かることができます。
交通機関では火がついたままの吉兆縄を持ち込むのは禁止されています。 境内には鎮火用の水桶が用意されていますのでご利用くださいね。
遠方の方や交通機関を利用される方は火伏のお守りとして授与されている掛け火縄を授かるのもいいですね。でもせっかくなら一度吉兆縄に火をつけて体験してみるのもいいかもしれません。
鎮火用の水桶で火を消して持ち帰り、それを台所に祀ると良いでしょう。
京都・八坂神社|年末年始2024の交通規制の詳細
毎年、三ヶ日だけで約100万人前後の参拝客が訪れます。 京都では稲荷大社に次いで2番目多いそうです
交通規制:例年は12月31日23時~1月1日元旦4時まで(歩行者天国)
京都|八坂神社の基本情報
京都府京都市東山区祇園町北側625
TEL 075-561-6155
FAX 075-531-1126
社務所受付 9時~17時
まとめ|京都・八坂神社「をけら詣り」2024の開催時間や内容、交通規制は?詳細をご紹介
一年間の無病息災を祈願する神事「をけら詣り」は、12月31日19時半頃から1月1日早朝5時まで行われます。
公共の交通機関では火がついたままの吉兆縄を持ち込むのは禁止されているので、必ず火を消してから帰りましょう。
交通規制について、 例年通りなら12月31日23時~1月1日元旦4時まで(歩行者天国)になります。
最新情報は詳細が分かり次第、追記します
八坂神社の近くには京都で有名な、にしんそばが食べられる「松葉」というお店があります。詳細はこちらからご覧ください
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